地の利がなくても、異業種でも、出会える!「eiicon」がつくるオープンイノベーションのプラットフォーム。 – HRog | HR業界、採用に関するニュースメディア

地の利がなくても、異業種でも、出会える!「eiicon」がつくるオープンイノベーションのプラットフォーム。

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パーソルグループの新規事業起案プログラム「0to1(ゼロトゥワン)」の初代採択事業であり、いよいよ2月下旬にローンチが迫った「eiicon(エイコン)」。

堀江貴文さんに「このサービスほんとうに必要なんですか?(https://lab.eiicon.net/20161205_talksession/)」なんて辛口のコメントももらいながらも、着実に準備が進んでいるようです。

ローンチが直前に迫った「eiicon」について、起案者でもあり事業責任者でもある中村亜由子さんにお話をうかがってきました。

eiiconはこうやって立ち上がった

ーー本日はよろしくお願いします!
さっそくですが、「eiicon」って、語感が軽やかで親しみやすいですよね。由来はあるのですか?

エイコンの音は、acorn=どんぐりから取っています。

イノベーションやオープンイノベーションというと、「すごいひらめき」「今までにない革新的なもの」等をイメージされることが多いのですが、そうではなくて、会社、会社に脈々と受け継がれている技術やモノが他と交わることで、革新的なものに変わっていくと思うんです。

「樫の木(森)も、はじめはひとつの”どんぐり”から(Every oak must be an acorn.)」ということわざがあり、そういう脈々と受け継がれていたモノ同士が出会うことで新しい森=価値を創出したい、という思いで「eiicon」と名付けました。

「eiicon」は、Ecosystem Innovation Inspire CONtact(エコシステム・イノベーション・インスパイア・コンタクト)の頭文字を取っています。そして、ロゴのiとiは、人と人とが手をつないで大樹をつくっていくことを表現しています。

ーー新規事業起案プログラムで採択されたとのことですが、企画にはどのような背景があったのですか?

IT企業の採用支援を行っていたとき、カンファレンスなどでIT企業同士が出会い、意気投合して、1ヶ月とかからずに業務提携のプレスリリースを出してしまうような現場を見ていました。

一方で、親戚が地方で製造業の中小企業を経営しているのですが、「どこかと提携しよう」と思っても、なかなかツールがない現状です。

例えば、地方の銀行さんが主催するゴルフ・コンペに参加する、くらいのことしかない、とも聞いています。そういう地方の状況をみていると、地の利がないような企業でも、他社を探せ、出会えるような場がないかと、3年くらい前から思うようになりました。

そんな中、産休・育休というタイミングを利用してパーソルグループ主催の新規事業起案プログラムに応募し、2015年12月に事業として採択されました。

ーー育休中に応募したんですね?

そうですね。産まれたばかりの息子を連れて、企業さんにヒアリングや意見交換に行っていました。
息子がぐずっても先方があやしてくれて、ヒアリングははかどりました(笑)。

eiiconってどんなサービス?解決する課題とその方法

ーー具体的なサービス内容についても、教えてください。

「eiicon」は、企業が提携先を探せるオープンイノベーションのプラットフォームです。

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最近、日本でも様々な取り組みが活発になってきていますが、大きく二つの問題があると思っています。
一つ目は、アクセラレータープログラムを実施しても網羅的な周知、集客が難しいこと。
二つ目は、募集側・応募側のマッチングの質と効率化です。
この二つを解決できるような、網羅的なプラットフォームにしていきたいですね。

この二つの問題は、構造として求人と求職者のマッチングに非常に近いと思っています。
求人メディアと異なるところがあるとすれば、リソース調達側の企業情報も提供側の企業情報も、どちらもオープンにしていることでしょうか。

”簡単に告知、集客ができること”と”双方のニーズを明確にすることでマッチングの質と効率をあげること”、この二つの問題をオープンプラットフォーム化することで解決していきたいと思っています。

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※パートナーをさがす実際の画面イメージです。詳細な条件で絞り込むことができます。 ※クリックすると拡大表示します。

ーー新規事業の情報になると、オープンにしづらいものもありそうですが。

その点も、求人メディアの勃興の状況に似ていると思います。

求人メディアが勃興してきた当時は、「採用情報のような機密性の高い内容を公開なんてできない」「そもそも、人と企業のマッチングはヘッドハンターのようなプロフェッショナルな仕事で、メディアでのマッチングは無理」と言われていたと思うのですが、現在では求人メディアが採用の主流となっていて、どんな企業でも、誰でも利用できるものになっています。

事業の領域でも、中期経営計画などで多くの情報が公開される傾向にあり、プラットフォームを活用したマッチングができる土台も整ってきていると思っています。

ーーインテリジェンスさんが行うことの意味、強みはどこにありますか?

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インテリジェンスは、雇用の創出をミッションに掲げています。

今でこそ好調な求人市場ですが、リーマンショックのときのことは忘れられません。不景気になったときに、一番に止められるのが採用です。
景気に左右されることなく雇用を創出する、そのために新しい事業を生み出す出会いを創りだし、採用が必要とされる事業自体を生み出していきたいと思っています。

また、これまでの人材サービスの提供で培った企業情報の蓄積や、アカウントを持っていることは強みだと思っています。
データベースとして保持していることもそうですが、常に新鮮な情報をキャッチし続けることができるところが大きいです。

eiiconのいまと未来

ーーすでに情報登録企業はあるんですか?

はい、現時点(2017年1月現在)で500社ほどの事前登録があります。
アメリカ、オランダ、台湾、韓国、インドなどからも掲載やサービス内容についての問合せがあります。

ーー海外の企業も登録は可能なんですか?

与信の仕組み等調整している段階なので、企業の掲載はまだできないのですが、近々掲載できるように設計しています。

ーー今後の目標について教えてください。

情報をオープンに、網羅的に掲載していくことで、潜在層 × 異業種でもマッチングが行えるようなプラットフォームにしていきたいと思っています。そのためには実績があることが重要だと思うので、コンタクト数、面談数、提携数を重要指標として追っていきます。

ーーコンタクト数を増やすような仕組みはあるのですか?

コンタクト数を最大化するための施策として、検索PRサービスとアクセラレータープログラムという二つのサービスを用意しています。

検索PRサービスは主にリソースの獲得を必要としている企業に向けたサービスとなっており、企業や事業のPRを支援するものです。

アクセラレーターはスタートアップを目立たせる仕組みで、著名な方やVCさんなどが推薦する企業を特集するサービスです。
いわゆるお墨付きの概念ですね。

ーー最後に一言お願いします。

オープンイノベーションを、各企業が自走・自律できるようなサービスを目指していきたいと思っています。

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IT業界や大企業 × スタートアップだけでなく、自分自身の企画の背景にもなっている、製造業や中小企業にもご活用いただけるサービスになれば嬉しいですね。

ーー本日は、ありがとうございました!

編集後記

ローンチ前に、登録企業も続々と集まっているeiicon。

閲覧は登録しなくてもできるので、どんな企業が登録されているか、リリースしたら、さっそく見てみたいと思います!



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