HRog編集部が考えた!求人広告データ分析から考えるエリア別・人員配置の最適化 – HRog | HR業界、採用に関するニュースメディア

HRog編集部が考えた!求人広告データ分析から考えるエリア別・人員配置の最適化

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こんにちは。HRog編集部です。人材業界、特に求人広告業や広告代理業の方にとっては人員配置は悩みの種。特に営業エリアを限定するのか、営業の力量に任せて自由に当たらせたほうがいいのかは規模によっても変わる永遠の課題でしょう。

特に対面販売型の営業スタイルを採用している求人広告では、営業担当1人あたりの顧客訪問数が大きく売上に影響を及ぼします。一方でその訪問数ばかりを追ってしまうと、商談の成功率が下がってしまうというジレンマを抱えています。

そこで活用したいのが「求人広告データ」です。ではどのようにすれば、求人広告データを活用して、エリア別に人員配置の最適化を実現することができるのでしょうか。

まずエリアごとの職種数を把握しよう

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今回は具体例をあげてご紹介していきます。使用する求人広告データは「HRogチャート」からデータをダウンロードしています。

HRogチャートとは

HRogチャートは日本中にある約130の求人媒体から 調査・分析ができるHR業界・採用担当者向けクラウドサービスです。求人数を集計したり、具体的な企業リストを表示して・ダウンロードすることができます。

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まず、見るべきは各エリアの「掲載職種数」ですが、これはHRogチャートで簡単に集計することができます。求人数が多いエリアに営業担当を多く配置することが原則となります。今回は転職系3媒体で東京都のなかでも求人件数の多い上位6区に絞って、より深く考えてみましょう。

今回使用するデータ

  • 対象媒体:エン転職、マイナビ転職、リクナビNEXT
  • 取得日:2018/03/05
  • 勤務地:東京都港区、千代田区、新宿区、渋谷区、中央区、杉並区

社数の観点でデータを見る際は表記揺れに注意

次は「社数」の観点でデータを見てみましょう。HRogチャートから「ローデータダウンロード」を実行し、企業名を軸にExcelのピボットテーブルの機能を活用して集計していきます。

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すると上記のような状態になります。6区で4610職種あった職種は3686社で構成されていることが分かりました。データを取り扱ううえで、職種数と社数の違いを正しく把握することが重要です。さらに媒体をまたいで集計する場合、企業名の表記に揺れが生じます。

企業名の揺れとは

  • 株式会社ゴーリスト
  • 株式会社Goalist
  • 株式会社ゴーリスト~20代の若手が活躍するビックデータ企業~

上記3つは全て同じ企業を表しています。ですが、求人広告媒体であるがゆえ、企業名の書き方も転職者にとっては大事なアピールポイントとなっています。つまり同じ企業でもうまく名寄せができていないと別企業として認識してしまい、なかなか正しいデータ集計ができません。

1社あたりの求人数をベースにどの人員を配置するかを検討

データの名寄せをして、エリアごとの求人数・社数が分かってきました。

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仮に上記のような結果になったとすると、「新宿区」は他のエリアと比べて、1社あたりの求人数が多いエリアということが分かります。つまりは1社で複数職種募集する企業が多いということなので、新人で経験の浅い営業よりもベテランで経験豊富な営業に担当してもらうほうが望ましいです。

さらにこの新宿区608社のうち、具体的に企業名と求人件数を見ることで、ベテランの営業担当がどの企業をマークすればいいのかが分かります。アプローチ先が決まれば、あとは営業するだけです。

このようにデータを活用することで、人員配置を決めるヒントを得ることができます。

ほかの活用事例

今回は取り上げませんでしたが、ほかにも見ておくべき指標やデータの活用事例をあげておきます。

1社あたりの出稿金額

求人媒体には広告プランと定価があり、掲載数を元に出稿金額を概算することができます。より上位プランで出稿している企業に営業力のある営業担当を配属することで、売上単価の上昇が期待できます。

年間の求人数

今回のデータではある瞬間での求人データを元に集計しましたが、集計期間を伸ばすことでより正確なデータを収集することができます。ただし、時間軸を広げた場合、移転や社名変更を行う企業も出てきますので、データの取り扱いには注意が必要です。

業界・職種ごとの求人数

営業担当個人ではこれまでの経験から得手・不得手があるものです。エリアごとに特定の業界の比率を算出し、比率の高いエリアで営業することで、これまでのノウハウを活かすことができます。

対象媒体の選定

今回は正社員系3媒体を対象に集計しましたが、アルバイトであればアルバイト系媒体など自社のサービスにあったマーケットがどこにあるのかを見極めることが重要です。自社の顧客は自社のサービスを利用する前に何を利用していたのか、どこからリプレイスした顧客なのか、自社と相性のいい媒体を見つけることが重要です。

まとめ:営業人員配置には求人広告データを活用しよう

ここまで具体例とともに営業の人員配置の最適化について考えてきました。各企業によって、所属する営業担当の人数も違えば、経験も違うでしょう。現状の自社に合った戦略を立てることが重要ですが、いずれの場合も求人広告データを活用するのがベターです。

今回は「HRogチャート」でダウンロードしたデータを元にExcelで集計をかけました。正社員・アルバイト・パート・新卒・派遣と約130の求人媒体を調査・分析ができるHR業界・採用担当者向けクラウドサービスです。

求人数を媒体ごとや職種ごと、エリアごとに集計したり、具体的な企業リストを表示して・ダウンロードすることができるので、新入社員を迎え入れ、営業の配属先を考えていらっしゃる方はぜひ活用してみてください。

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(HRog編集部)

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