【HRog厳選!】グローバル人材は“採用”するより“育成”する! 人事が知っておくべき英語スクール3社!

グローバル化と共に海外へ積極的に進出する企業が増加する一方で、ビジネススキルと英語力の両方を兼ね揃えた人材の確保に頭を抱える企業人事も少なくないのでは?

近年では、英語のできる人材の採用競争が激化、その確保が難しくなりつつあり、入社後の英語力向上策が重要課題の一つとなっています。

そこで、今回はグローバル人材の採用だけでなく、育成にも目を向けるメリットと、人事が知っておくべき効率的な英語学習法、さらにおすすめの英語スクールを紹介します。

フロッグでは、人材業界のための“求人”企業リスト『HRogリスト』をご提供しています。

グローバル人材を“採用”するのではなく、”育成”するメリット

採用より育成を重視することのメリットは、大きく3点にまとめられます。

グローバル人材を育成するメリット①時間とコストを削減できる

ビジネスができて英語も堪能、という人を採用となると時間やコストがかかるだけでなく、必ずしも希望の人材を獲得できるというわけでもありません。しかし、既に自社ビジネスにおいて実績を持つ社員の中から数名選抜し、彼らに英語スキルを身につけてもらえば、採用のコストや時間をかなり抑えられます。

グローバル人材を育成するメリット②即戦力になる

仮にグローバル人材を採用できても、蓋を開けてみたら英語ができるだけだった……なんて事例もあります。採用の段階では、その人のビジネススキルや英語スキルについて、ほんとうのところはわかりにくいもの。他社での実績が自社での活躍に直結しないという可能性もあります。

一方で年収600-800万円レンジのグローバル人材を、人材紹介を使って一人採用するのにかかるコストは200-300万円。必ずしも希望の人材が採用できるとは限らないことを考えると、既に自社サービスに精通する社員に英語スキルを身に付けさせることができれば、確実に即戦力になります。

グローバル人材を育成するメリット社員のエンゲージメントが高まる

英語スキルを身につけることで、これまではできなかった英語での交渉や、英語での資料作成など、仕事の幅はぐっと広がります。スキルアップができ、チームへの貢献度が高まることで当然モチベーションは高まるでしょうし、それを支援する体制は社員にとってとても心強いものになるでしょう。外部人材を大量採用することによるハレーションリスクも大きく抑制することが出来るでしょう。

では、さっそく注目の英語スクールを見ていきましょう。

グローバル人材育成でおすすめの英語スクール

StudyHacker ENGLISH COMPANY|わずか90日で英語力を飛躍的に伸ばす短期集中型の英語ジム

ここ最近、90日などの短期集中で目に見える成果を出すことを訴求するパーソナルトレーニング型の英語サービスがビジネスパーソンの間で高い支持を得ています。そのパイオニアである、StudyHacker ENGLISH COMPANYは、受講者一人ひとりにパーソナルトレーナーがつき、3 ヶ月間集中的に行う英語のパーソナルジムです。

特筆すべきは、英語教育に対する専門性の高さ。言語教育を専門とする大学教授と共同で書籍を出版するなど、増加傾向にあるパーソナルトレーニング系サービスの中でもその特徴が光ります。大学院で応用言語学や英語教授法を修めたり、英語指導資格を保有していたりする英語指導のスペシャリストが数多く在籍しており、そのプロフィールも公式サイトで公開されています。

パーソナルトレーナーは言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見をベースに、受講生の英語学習における課題を特定し、数あるトレーニングメニューの中から個々の課題に応じた方法で課題解決を行います。

第二言語習得研究とは?

人が母語以外の言語(第二言語/外国語)を習得するメカニズムやプロセスを研究する学問

この研究により、①一定の基礎をもつ日本のビジネスパーソンのような人たちが、②日本のような、③英語が日常的には用いられていない環境において、どのように勉強すれば英語を最も効率よく習得できるのかということも分かってきています。

同社では、第二言語習得研究を専門で学んだスタッフが独自の課題発見メソッドを開発。学習者本人では気づけないような英語学習上の課題を発見し、それに直接的にアプローチすることで90日での英語力の大幅な向上を実現しているのです。

これまでも数多くの忙しいビジネスパーソンの英語力大幅アップを実現しており、その成果が口コミで話題に。2017年には法人向けプランも提供開始しており、個人だけでなく、法人からも今最も注目を集める英語パーソナルジムです。

また、学習期間も90日間と決まっているので、企業側も研修スケジュールに組み込みやすいという点で相性が良いのではないでしょうか。

StudyHacker ENGLISH COMPANY
  • URL:https://englishcompany.jp/
  • 料金:入会金 5万円、1ヶ月(45分×16コマ)15万円 
  • 期間:90日間
  • システム:マンツーマンのパーソナルトレーニング
  • 会社名:株式会社恵学社
  • URL:https://keigakusha.co.jp/
  • 代表者名:岡健作

英会話なら英会話教室・英会話スクールのベルリッツ

ネイティブ講師による英会話レッスンを行う通学型の英会話スクール、ベルリッツ。法人向けサービスにも実績があります。1878年にアメリカでサービスを開始。日本では、1966年に進出しています。現在、教育大手のベネッセホールディングスのグループ会社です。

ベルリッツ最大の特徴は、すべてのレッスンプロセスを英語で行うという特徴ある指導法。ダイレクトメソッドや直接法と呼ばれる指導法を採用しています。

英語で英語を教えることによって、母語を介入させることなく英語力で思考する力を身につけることを狙います。日本の生活環境では、外国人と会話をする機会そのものが少なく、アウトプット(発話)の必要性は著しく低いものです。英語を実際に話す経験は英語力アップに効果のあるものでしょう。

また、単に外国人講師とフリートークを行うというわけではなく、ビジネス対応のカリキュラムにそって、適切なエラーの修正などを行いながらレッスンが進む点も安心です。

英会話なら英会話教室・英会話スクールのベルリッツ
  • URL:http://www.berlitz.co.jp/
  • 料金: 入会金3万円、受講料1回40分 約6000円〜8000円台(マンツーマンレッスン<1名>)約3000円(少人数レッスン<2~3名>)
  • システム:ネイティブ講師による英会話。
  • 会社名:ベルリッツ・ジャパン株式会社
  • URL:http://www.berlitz.co.jp/
  • 代表者名:松尾 茂樹

低価格で始められるオンライン英会話「レアジョブ英会話」

レアジョブ英会話は、Skypeを利用してフィリピン人講師との英会話レッスンを提供しています。通学型の英会話サービスと比較して圧倒的な安価でサービスを提供したことで、2007年のサービス開始以降、多くの利用者を獲得。累計会員数は60万人以上、法人では1700社の導入実績を持ち、オンライン英会話としてはシェアNo.1を誇ります。

レアジョブ英会話の最大の特徴は、格安で英会話の機会を増やせるという点。英語を話す機会や必要性が極端に少ない日本の生活環境(言語学習環境)で、手頃な価格で英会話ができるのはとても画期的なサービスです。2010年頃から英語学習者の間で人気を集めています。また、ビジネス向け短期留学サービスや、通学型プログラム等もリリースするなど、オンライン英会話レッスンと組み合わせた多彩なプログラムを提供しています。

レアジョブ英会話
  • URL:https://www.rarejob.com/
  • 料金: 1ヶ月 4,536円〜
  • システム:スカイプ(Skype)を使用して、フィリピン人講師とマンツーマンで英会話を行うオンライン英会話サービス。
  • 会社名:株式会社レアジョブ
  • URL:https://www.rarejob.com/
  • 代表者名:中村 岳

まとめ

人事担当者向けにグローバル人材を育成するメリットとおすすめの英語スクールをご紹介しました。今回ご紹介したのは、ENGLISH COMPANY、ベルリッツ、レアジョブ英会話。同じ英語系スクールでも料金、特徴が大きく異なり、対象とされる英語学習者のレベルもそれぞれ変わってきます。

英会話とは、「相手の話す言葉を音声から理解し、その意味を頭の中で処理。それらをまとめて意図全体を理解する」という「聞いて理解するプロセス」と、「こちらの考えをまとめて、文法的に正しい文を作り、正しく発音する」という「話すプロセス」を繰り返す統合的なものです。

言語習得のためには、まず文法や語彙といった「知識」を蓄えること。その後聞く力を鍛え、だんだん話すトレーニングの比率を上げていくのが効率的だと、専門的には言われています。

実は、基礎的な言語知識がない(または乏しい)状態で、適切な指導がないままに、無理に会話練習などを行うと誤用が定着し、修正しにくくなってしまうそう。この現象を「化石化」と呼びます。

英語で会話を行うには、まず十分な言語知識が必要です。人はインプットした情報しかアウトプットすることはできません。知らないことを口に出すことができないのは当然のことです。

基礎知識に抜けがある、あるいはリスニングができない、という方にはまずはその部分を学べるスクールを、そこはクリアしているという方には効率的なアウトプットが行えるスクールを提案してはいかがでしょうか。

英語学習の原理を知っておくと、ひとりひとりの社員の英語レベルに合わせたスクール選びができるようになり、グローバル人材育成がより効率的に行えるでしょう。

(HRog編集部)

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