<女性活躍ってなんですか> 介護離職を避けるには

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「職場に迷惑がかかる」「自分しか担い手がいない」-。家族の介護を理由にした離職のきっかけはさまざま。介護離職者は年間十万人といわれ、家族に介護が必要になって初めて、仕事との両立に悩む女性は少なくない。専門家は「早めの準備で、介護の受け入れ態勢をつくることが離職のリスク低減につながる」と指摘する。

 「おいしい? きょうは行楽弁当みたいだね」。横浜市内の病院で、同市のパート飴矢敦子さん(49)が、要介護5の認知症の母親(79)と向き合い、昼食の炊き込みご飯を口元へ運んでいた。食事の後は病院の敷地内をゆったり散歩。季節の移ろいを感じながら、母親と過ごす濃密な時間だ。

 飴矢さんは週三日、事務の仕事に専念する一方、仕事が休みの日に、母親の面会に通う。仕事がある日は父親(83)が担当。会社員の兄