復興「紋切り型」でない議論を 開沼博氏に聞く福島の今

東日本大震災の発生から、11日で4年。12万人が避難を続ける福島県では、生活を取り戻す努力が続いています。同県いわき市出身の社会学者・開沼博さん(30)に、現状をどう見ているかを聞きました。震災から4年が経つのにまだ、「復興が遅れている」「震災が風化した」という紋切り型の見方が多いことに違和感を覚えます。県外の講演ではいつも「福島の人はどのくらい、震災によって県外で暮らしていると思うか」と問いかけています。実際には人口の2.3%が県外に避難しているにもかかわらず、「2割、3割」というのが世間のイメージ。正確な現状認識がないままの「分かったつもり」では、そもそもどういう課題があるのかも見えてこな