新法案で「ブラック企業」は淘汰されるのか

残業代不払いなどの違法行為を繰り返すブラック企業の「新卒求人」は、ハローワーク(公共職業安定所)で受け付けません――。そんな内容を定めた「青少年雇用促進法案」が3月下旬、政府によって国会に提出された。ハローワークはこれまで、職業安定法に基づき、原則としてすべての求人を受け付けなければならなかった。しかし、今回の法案が可決されれば、特例措置として、ブラック企業からの新卒求人を受け付けないことが可能になる。若者の雇用支援は大きな課題になっているが、今回の法案はどのような効果をもたらすことが期待されるのだろうか。労働問題に詳しい白川秀之弁護士に聞いた。「ブラック企業は、若者をはじめ、働く人間を過酷な