女性活用を阻む「日本的転勤」という大問題

 こんにちは、女性活用ジャーナリスト/研究者の中野円佳です。昨年の夏、某メディアで女性記者が大量に退職していることが話題になりました。この女性たちの行動の根本的な原因は、昼も夜もない報道現場の問題というよりは、転勤問題だと私は思っています。私自身、最近までマスコミで働いていましたが、経済新聞であったことから東京にいる記者の比率が高く、転勤問題にそこまで頭を抱えることはありませんでした。ただ、同業の中でも全国系メディアは、地方にいる期間が合計5~10年に及ぶなど、長く、かつ複数回になることが一般的です。特に大手全国系メディアでは、入社後まずは地方の支局に配属され、その期間に目立った成果を出し、本