労使関係は企業の片思い? 厚労省調査、労働者とズレ

大半の企業は「うちの労使関係はいい」と考えるものの、働く人は必ずしもそう思っていない――。こんな傾向が厚生労働省の調査で浮かんだ。労使関係を「安定的」と認識する企業は86.9%にのぼったが、「良好」とする労働者は55.1%にとどまった。その要因について、厚労省の担当者は「企業は労使関係全体を見ているが、労働者は個人の不満が解消されたかどうかで判断する傾向があるためでは」と話している。労使に互いの関係を5段階で尋ねた。調査は昨年7月、全国の約3200事業所とそこで働く約3500人の回答を集計した。関係が「不安定」「やや不安定」と答えた企業は1.6%。労働者で関係が「やや悪い」「非常に悪い」とした