偏る賃上げ動向:企業はコスト高を避けている

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いままでのところは,期待するほどには賃金が上がってきていません。たとえば,「1月実質賃金は前年比 ‐1.8%、7カ月連続で低下=毎月勤労統計」(ロイター 3月4日)という状況です。

一方で,本日(3月6日)の日本経済新聞の一面には「トヨタ、ベア2000円台提示 日産、満額回答3500円 電機6社は1000~1500円 」とあり,今後の賃上げに期待している人も多いかもしれません。

けれども,私はまだ構造的な需要不足やコスト高の問題が残っていて,このままでは賃金は上がりにくいと考えています。(コストには,エネルギーの他に正社員の社会保障負担なども含みます)。
賃上げのニュースも出ていますが,産業別で最近の賃金の変化をみると,