東京オリンピックは人材レガシーを残すことができるか?

前回のコラムでは、2012年に開催されたロンドン・オリンピックと、つい先日閉幕したリオ・オリンピックのレガシーを振り返った。どちらの大会においても人や文化といったソフト・レガシーを重要視していたのが特徴であったが、とりわけロンドンでは徹底されていた。先進国では、途上国のようにインフラ開発やそれに伴う経済効果が期待できない。そこでロンドンはオリンピックを社会課題解決の機会ととらえ、雇用創出をダイバーシティやインクルージョンの増進につなげ成果を生み出していた。