パイロット不足 格安のモデルが危うい

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安い運賃で急成長してきた格安航空会社(LCC)の視界が曇ってきた。パイロット不足で大量欠航が相次いでいる。国は定年延長など即効性ある対策も検討中だが安全が揺らがないよう望みたい。
 LCCが日本に誕生して約二年になる。現在は全日空系のピーチ・アビエーションとバニラ・エア、日本航空系のジェットスター・ジャパンの三社に加え、中国の春秋航空、楽天と提携したエアアジア・ジャパンが参入する予定だ。
 大手の半額程度という安い運賃を武器に旅行やビジネス客の支持を集めている。ピーチが二〇一四年三月期決算で初の営業黒字(二十億円)となるなど各社の経営は比較的順調だ。
 しかし、各社が路線拡大を図る中でパイロット不足が大きな経営課題となっている。世界的にLCCなどの航空需要は高まり、パイロットの争奪戦が起きている。
 ピーチは五月から十月までに最大二