外食・小売業 人材奪い合い 時給アップで流動化

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パートやアルバイトなど非正規労働者が現場を支えてきた外食・小売業で、人手不足が収益を圧迫するなど問題が深刻化している。労働者が少しでも高い時給を求めて流動化する中で、各社はサービスの質を維持するため、人材確保にさまざまな知恵を絞っている。 (白山泉)
 午前八時ごろ、開店前の「MEGAドン・キホーテ ラパーク成東店」(千葉県山武市)。六十歳以上の七人の従業員が食品売り場などの商品を次々に並べる。ドン・キホーテが七月から募集しているシニアのアルバイト、「ライジングクルー」のメンバーだ。
 彼らの勤務時間の多くは午前七時から十時の三時間。同社は「早朝の数時間、シニアのアルバイトが準備をすることで、早番のスタッフの負担が軽くなり、接客作業に専念できるようになった」と話す。今後、グループ二百八十一店のうち、朝の需要が多い約百四十店に計二千人を配置する計画だ。
 ラーメンチェーンの幸楽苑は、従業員の紹介制度を実施している。「仕事内容や店の雰囲気を生の声で聞いて応募するので定着率が高い」と広報担当者。ホームページやハローワークでの募集も充実させ「採用が難しい