失われた20年のツケ? 高まる企業の人手不足感

7594f21aa76010b3540eaff735bd6d4a-200x150企業の人手不足感が厚生労働者の労働経済動向調査で明らかになった。10日に発表された同調査によると、正社員が「不足している」という回答から過剰を引いた過不足判断が、6年半ぶりの高水準。建設業、運輸・郵便業、医療・福祉業で人材が特に不足し、安倍政権が推し進めてきたアベノミクスの経済効果が現れてきたという見方がある。

 事実、高校生の求人倍率も6年ぶりに1倍を超えるなど、景気拡大による売り手市場の傾向が強くなってきた。また、リクルートワークスが7月に発表した調査によると3社に1社が必要な人材を中途採用で確保できておらず、その内52.7%の企業は今後の解消の見通しが立っていないという。必要な人材を確保できなかった業界は小売、医療・福祉、運輸で高い割合となっている。

 一方で、構造的な人手不足であるという見方もあ