HRog編集部から読者の皆様へ2025年のあいさつ

新年明けましておめでとうございます! また、いつもHRogをご覧いただきありがとうございます。

昨年はスキマバイトサービスを提供するタイミーが東証グロース市場への上場を果たしたほか、フリマアプリ大手のメルカリが「メルカリ ハロ」をリリースするなど、スポットワーク市場の拡大がいちじるしい一年でした。一方、スポットワークの出現や人手不足による人件費上昇により、特に中小規模の人材派遣事業者を中心に派遣業界が苦戦を強いられる年となりました。

また人材大手のリクルートは「Indeed PLUS」を基軸にした経営体制へ刷新する方針を示し、リクルート系求人サイトはIndeed社の傘下に入ることとなりました。これにより、「リクルート代理店」と呼ばれるリクルートの媒体を扱う求人広告代理店のあり方も、今後大きく変わることが予想されます。

まさに今人材業界では大きなゲームチェンジが起こっており、こうした変化は2025年も続いていくことでしょう。

本年は、団塊の世代が75歳を迎え、国民の5人に1人が後期高齢者となる「2025年問題」がいよいよ表面化する年でもあります。これまで以上の人手不足が待ち構える今、人と企業のマッチングによってどんな価値提供を実現すべきか、人材業界で働く一人ひとりが考え、行動することが求められています。

2025年のHRogは「人材業界の一歩先を照らすメディア」として人材業界で働く方をサポートするべく、求人市場の詳細なレポートや新たな人材マーケット・採用手法の動向、人材大手各社の決算や経営方針に関する情報など、さらに人材業界に踏み込んだ情報をお届けできればと思います。

そして人材業界全体をエンパワーメントできる存在となれれば幸いです。

2025年もHRogをよろしくお願いいたします!

HRog編集部一同