金融業界 ボーナスへの低い期待感 (シンガポール)

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シンガポールにおいてeFinancialCareersが9月~10月に行った調査によると、ボーナスの増加を期待する金融業界社員の割合は昨年度の50%から減少し、今年度はたった42%であることが分かりました。
この部門のパフォーマンスは市場や地政学的要因の不確かさから近年縮小しています。
この調査結果の発表は金融・保険部門の今年度第2期・前年度比成長率の判明(5.5%)と同時でしたが、これは第1期(5.7%)、昨年度第4期(10.5%)から減少しています。

eFinancialCareers のGeorge McFerranは「調査結果は金融機関の健康状態を反映するものではなく、ボーナスに関して社員がより現実的な予測をしていることを示すものです。」と述べます。

しかし、政府はシンガポール金融機関の長期的な展望に慎重な態度を示しており、この部門の雇用は2010、11年度の年間10,000人から2012年以降半分に縮小されました。
またMAS(シンガポール金融管理局)からの最新データも今年度の雇用の減少を明らかにしています。(第1期:2400人から第2期:1300人)

副首相Tharman Shanmugaratnamは「金融市場の活動を革新している原動力があり、それはテクノロジーの変化だ」「金融部門には顕著なチャンスが存在するが、成長には仕事の拡大ではなく深いスキルと専門的知識を必要とするだろう」と6月に述べました。

Our financial sector has significant opportunities ahead of it… but growth will demand deeper skills and expertise, rather than a large expansion of jobs

これを背景とし、政府はますます高度かつ厳しくなりつつある金融機関に対するシンガポール国民の専門知識を拡大するため、今年度トレーニングプログラムに6000万Sドルを割り当てています。

参考: HR in ASIA
http://www.hrinasia.com/hr-news/lower-bonus-expectation-in-finance-industry-survey/