上司の指導力と睡眠の関係

FlickrUser_-Mic445

多くの研究によると、リーダーによる攻撃的で威圧的な質の悪い指揮は、部下のストレスや低いパフォーマンスなどネガティブな結果を引きおこします。
そのため上司の態度の改善は最終結果に大きな違いをもたらしますが、これに対して新たな研究は「快適な睡眠」の必要性を示しました。

この調査を行った研究者の1人Christopher M. Barnesは以前、職場での行動や自制心に睡眠が与える影響について研究しましたが、今回はそれを1歩発展させ「自制心の欠如によって、リーダーは質の悪い指揮に結び付くネガティブな行動をしやすくなる」という仮説をたてました。例えば、社員のミスの発見はその社員を公然の場で非難する衝動を生み出し、リーダーが持つ自制心のレベルはその衝動への従いやすさを決定すると考えたのです。
この仮定が正しいか調べるために研究者らは現地調査を行い、この中でリーダーらは1日の初めに昨晩の睡眠と今の自制心について、部下らは1日の終わりにその日のリーダーによる質の悪い行動と自分自身の仕事への取り組みについてのアンケートを記入しました。

この結果についてBarnesは「リーダーの睡眠の質は彼らの自制心や行動、さらには部下の仕事ぶりにまで影響を与えていることが分かりました」「質の悪い睡眠の後、リーダーは指揮の面で愚かな行動をより取りやすく、これに影響されて部下は仕事に没頭しなくなります」「部下による意欲的な仕事を望むなら、リーダーは自分の睡眠に目を向けるべきです」と述べます。

参考:HR Grapevine
http://www.hrgrapevine.com/markets/hr/article/2014-11-10-sleepless-nights-lead-to-abusive-bosses