就職戦線に立ち向かうために中国語とアラビア語を学ぶ学生達(アメリカ)

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近年、カリフォルニア州ベンチュラ郡では、中国語、日本語、アラビア語等の語学コースを拡大する大学やカレッジが増えています。
スペイン語やフランス語、英語での手話等のスキルは変わらず多くの需要がありますが、国内外を問わずより広い世界での仕事を得るために、一部の学生はさらに多くの言語を学び始めているようです。
中国語とアラビア語の需要は増加の一途をたどり、アメリカ政府は中国語とアラビア語を「重要言語」と位置付け、国の安全と経済の発展のためにも欠かせない言語だとしています。

アラビア語は世界で5番目に多く話されている言語であり、ジャーナリズム、貿易、石油産業、教育、金融、コンサルティング、海外サービス、通訳翻訳等のキャリアを目指す学生達が必要とする重要なスキルです。
英語を母国語としながらアラビア語も流暢に使いこなす人々は、アラブ諸国で事業を行う石油やガス関連の企業で通訳翻訳者として雇われています。
また、アラビア語は、国連、アラブ連盟、イスラム協力機構およびアフリカ連合の公用語であることから、国家保障等におけるキャリアを目指す学生にとっても興味深いものとなっているようです。

カリフォルニアのムアパーク・カレッジでも世界で活躍する学生を育てるために言語教育をより拡大しており、日本語もそのひとつ。
言語学科教授のヘルガ・ウィンクラー氏は言います。
「我が校では2つのレベルの日本語クラスがあり、ひらがなと会話を教えています。日本語は、スペイン語やフランス語に比べて相当難しい言語ですが、クラスの終わりには学生達は簡単な会話ができるようになります。」

最近では、大学やカレッジだけでなく、小中学校でも外国語教育が盛んに行われており、正規の授業とは別に放課後のクラブ活動的に北京語クラスを開講している小学校も出てきています。

中国語は言うに及ばず、多くの石油産出国の母国語であり、また今後の経済発展が期待される意味でも、アラビア語もまた就職の際の大きな武器になることは間違いなさそうです。
カリフォルニア州立大学チャネル諸島校で中国語を教えるRobert Smitheram氏は言います。
「言語とは、学問というよりもむしろスキルです。いかなる言語においても、それを習得し続けることは挑戦ですが、それを続ければそこに価値があります。」
と。
“Languages are a skill rather than something you learn,” Smitheram said. “Any language is a challenge to keep up with, but if you do, it’s worth it.”

(参考記事「Moorpark Acorn」http://www.mpacorn.com/news/2013-09-27/Schools/Students_take_Chinese_A…