タイで熟練労働者不足、対応策は見習い制度

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【バンコク】タイで事業展開するメーカー各社は、自ら率先して問題に取り組み、同国経済の弱点をカバーしようとしている。熟練労働者がますます不足しつつあるという弱点だ。

 投資家たちは、労働人口の縮小と不十分な従業員訓練によって、ビジネスと産業の成長が制約されていると指摘する。それを受け、自社の人材を強化することを目的とした見習い制度を取り入れる企業が増えており、中でも自動車業界で多く見受けられる。

 バンコク近郊にある独自動車大手ダイムラー子会社メルセデス・ベンツの研修所では、青いジャンプスーツを着た10代の若者が練習用の電気ボードを使って、さまざまな自動車部品の回路技術、配線接続や電気的インターフェースについて学んでいた。同社は、研修生たちがタイで生産される全てのモデルのサービスとメンテナンスができるようになることを目標としている。