企業進出の案内役を期待 政府、アフリカ人材育成支援本格化

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日本政府がアフリカの人材育成を支援する事業「ABEイニシアチブ」が本格的に始まった。既に留学生150人超が来日。大学院で修士号を取得後、企業に体験入社するインターンシップに参加する。政府や経済界は、日本への理解を深めた留学生に帰国後、日本企業のアフリカ進出を後押しする「水先案内人」になってもらいたいと期待している。

 「土を使わず、安定的にレタスを収穫できる」。9月下旬、横浜市の高層ビル街のドーム型植物工場を訪れた留学生約30人に対し、運営企業「グランパ」の担当者が説明した。「ほかの野菜も作れるのか」「花は」。質問は途切れなかった。ドームは現在撤去されている。

 ケニアの農業コンサルタント、マルタ・ケムントさん(28)は「人手をかけずに収穫量が多く有益だ」と話した。東京農工大で学んだ後、「アフリカで持続可能な農業に挑戦したい」と意気込む。