SNSを使った方が就職しやすい?(アメリカ)

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厳しい求人市場の中で、新卒の学生や無職の人々は自分のポジションを探し、一方、企業は新たな人材を求めています。
そんな状況において、アメリカでは、LikedIn、Facebook、Twitter等のソーシャルメディアを使った求人活動を始める企業が増えています。

しかも、ソーシャルネットワークを利用して就職活動をする方が他の方法よりも採用されやすく、また、長く勤務するケースが多いというのです。

Jobviteの最近の発表によれば、求人掲示版に比べ、オンラインリファーラルやSNS上の企業ページからの就職率が高く、
これらのソーシャルリクルーティング利用者の約半分が3年以上同企業で働き続けているようです。

ソーシャルリクルーティングの利点は就職活動だけにとどまりません。
Jobviteの調査によれば、ソーシャルリクルーティングを利用している企業は、ソーシャルリクルーティングを通じて応募する就職希望者の質の高さ、
人数の多さにも満足しており、2013年の調査では、調査対象のうち94%の企業がソーシャルリクルーティングを利用している・または利用する予定がある
と答えています。

The benefits of social recruiting extend beyond those searching for jobs. Jobvite found that companies who used social recruiting enjoyed improved candidate quality and quantity, which is why 94% of the businesses surveyed use or plan to begin using social recruiting in 2013.

以下、Jobviteの調査より。

<ソーシャルリクルーティングの利点>
ソーシャルリクルーティングの利用者数は過去6年伸び続けています。
・すでに利用している、または2013年から利用する、と答えた企業:94%
・多くの企業は2012年に比べ2013年は人材獲得への投資を増やすと回答。この投資の最たるものがソーシャルリクルーティングであり、
この1年で平均73%予算を増やす方向。

<ソーシャルリクルーティングの影響>
ソーシャルリクルーティングは、企業の人材獲得の手段・方法の拡張に大きな影響を与えている。
以下はソーシャルリクルーティングによって好転した点をパーセンテージで表示したもの。
・採用までの時間効率:33%アップ
・応募者の質の高さ:49%アップ
・応募者の人数:43%アップ
・リファーラルの質と人数:32%アップ

<さらなる利点>
リファーラルやSNS上の企業ページを使った場合、より早く採用され、また人材が長く残る。

[求人掲示版利用]
応募者数:全体の42%
採用数:全体の14%
3年以上勤続する人数:全体の14%

[リファーラルおよびSNS上の企業ページ]
応募者数:全体の39%
採用数:全体の61%
3年以上勤続する人数:全体の43%

今や、日常生活にすっかり溶け込んだSNSが、求人市場においても大きな位置を占めつつあるようです。
日本においても企業活動にSNSを活用するケースは多く、2013年4月~5月にかけて実施された博報堂DYグループが
昨年1年間の広告出稿額上位300社に対して行った「企業のソーシャルメディア活用実態調査」によると、
Facebook を自社マーケティング活動に活用している企業数は300社中245社。
SNSを有効活用することは、有能な人材獲得のツールのひとつになりつつあるようです。

参考:Mashable
http://mashable.com/2013/09/11/social-recruiting/