【イギリス】米国企業CEO 社員の最低年収を7万ドルに引き上げ

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アメリカのクレジットカード会社Gravity Paymentsは、職場の幸福度に関する研究を踏まえて、企業の最低賃金を7万ドルに引き上げました。

この動きに必要な資金を調達するため、創業者兼CEOであるDan Priceは自らの給与を90%カットしています。

ウィークリーミーティングの最中、30歳のPriceはスタッフに対してこう述べました;「現在皆さんの年収は3万5千ドルかもしれないが、ここにいる全社員は今後7万ドルを獲得することになる。私はこの変化に非常にワクワクしている」。

平均給与額が4万8千ドルであるこの企業には120人の社員がいますが、給与額が上がる70人の内30人は現在の2倍の金額を獲得することになります。

このように大きな影響をPriceに与えた研究は、ノーベル賞を受賞した経済学者であるAngus Deatonと心理学者のDaniel Kahnemanによって実施されたものです。彼らの発見によると、人々が感じる幸福度は収入と共に上昇しますが、給与が一定の額を超えると幸福度は変化しなくなります。そして、その額とは年収約7万5千ドルであることが判明したのです。

PriceはABCニュースにこう語っています;
「私がCEOとして得ている給与の相場は、通常の人と比較して不合理なものであり、この状態は馬鹿げている」
「CEOの給与額には何かおかしいものがある。私は、私に万が一のことがあった場合でも企業が現状を維持できることを望むため、CEOの莫大な給与額は私を感化するものとなった。企業がもとの状態に戻るまで私の給与は一時的に最低限のものとなる」
「生活の規模を少々縮小せねばならないかもしれないが、これは気の進まない状況では全くない。私は独身だし、1匹の犬がいるだけだ」。

参考: HR Grapevine
http://www.hrgrapevine.com/markets/hr/article/2015-04-15-ceo-raises-minimum-wage-to-70k-after-reading-workplace-happiness-study