シンガポール人雇用拡大政策で求人広告も拡大へ(シンガポール)

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シンガポールにおける求人広告が四半期で16.1%成長したことがわかりました。
これは、シンガポール政府が2014年からの実施を発表しているThe Fair Consideration Framework(外国人ではなくシンガポール人の雇用を促進するための施策)が大きく影響していると考えられます。
特に事務職の広告は拡大しており、またIT系については前期に続いて16.6%と高い伸びを見せています。

世界有数の人材サービス企業であるロバート・ウォルターズ社のToby Fowlston氏はこの現象について、「The Fair Consideration Frameworkが実施されるのは来年の8月ですが、人材確保のための企業間競争はすでに始まっており、これが求人広告の拡大につながっています。企業はシンガポール国内の有能な人材の発掘と同時に海外で働く優秀なシンガポール人を国内に引き戻すことにも尽力しています。」と述べています。

The government’s Fair Consideration framework to be implemented in August 2014 is facilitating an increase in the number of job advertisements as companies look to encourage local talent to remain in the country as well as attract others to return from overseas.

来年から実施されるThe Fair Concideration Frameworkは、シンガポールの求人市場、ビジネス市場のあらゆる側面において大きな変化をもたらすことは間違いなさそうです。
国籍で求人が制限されるこの施策の実施で、シンガポールでビジネスをする日本企業も大きな対策を求められることになるでしょう。場合によっては、日本で働く優秀なシンガポール人が帰国してしまうなんてこともあり得るかもしれません。

参考:hrmASIA
http://www.hrmasia.com/news/latest-news/job-advertising-grows-in-singapore/182038/