【アメリカ】マタハラに対するアメリカ最高裁の最新の判決

pregworkers

妊娠による差別をなくす運動(Pregnancy Discrimination Act)に基づく訴訟に対して、アメリカの最高裁が妊娠している労働者側の勝訴を告げました。

2006年、大手貨物運送会社に勤務していた女性が、妊娠初期に医師から重いものを持ち上げないように言われ、会社に対して診断書を持って行ったにもかかわらず、女性は会社から無給休暇を強いられました。
この件に関して、女性は会社を訴えましたが、下級裁判所によって退けられました。しかし今回、最高裁が再び審議に戻し、結果的に女性側を勝訴としたのです。

「裁判所は、会社側に対する判決が「Pregnancy Discrimination Act(妊娠による差別をなくす運動)』に反していると認識しました。」と女性側の弁護士は言います。
「今回の判決によって、“企業はコストや利便性の追求の為に妊娠している従業員を受け入れる事を断る”という事があってはならない、という事が明確になりました。」

このケースは、身体を使う作業を含む仕事(トラックドライバーや航空会社の従業員、メディカルケアスタッフなど)をしている女性すべてにあてはめることができます。

もし、企業側が既に妊娠している女性の代替となる従業員を確保しているとしても、妊娠している女性は今までと同等の扱い(給与など)を要求することができます。
前述の貨物運送会社は、最高裁の判決後は、身体的負担が軽い仕事をその女性に割り振るようになったといいます。
「女性が妊娠か仕事かどちらかしか選べないという考え方を修正するための、大きな一歩目だと思います。」と彼女の弁護士は述べました。

http://www.newrepublic.com/article/121376/supreme-court-hands-pregnant-workers-win-young-vs-ups

The Supreme Court just handed many pregnant workers a win by resolving a question left unclear by the Pregnancy Discrimination Act of 1978.