マレーシア 2014年は給与アップ(マレーシア)

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タワーズ・ワトソン社が、マレーシアのあらゆる業界から350以上の企業・団体をピックアップして実施した調査によれば、景気上昇への期待に伴って、2013年に5.3%だった給与アップ率が2014年には5.7%に上がると予測されています。

この傾向に影響を受け、離職率は過去1年で12.3%から13.2%に上がっています。
特に、製造業、コングロマリット(複合企業)、ファイナンシャルサービスの業界では離職・転職が多く、製造業で24%、コングロマリットで14%、BPOで19%、ファイナンシャルサービスで13.3%の離職率となっています。

タワー・ワトソン社のSean Darilay氏は今回の調査結果を受け、「世界経済が危うい状況において、マレーシアの人々は自国の経済が安定して伸びていると考えています。また、マレーシアの企業には実力主義が浸透しており、成果を上げればその分早く昇進・昇給できる仕組みが整っています。このような状況が、マレーシアの離職・転職率を高めているのでしょう。」と述べています。

興味深いことに、2012年に労働者に対して実施された調査では、回答した人の半分以上は「自分のキャリアアップのためには転職が必要である」と考えており、そのうちの83%は「すでにそのための行動を始めている」と答えています。

これについてDarilay氏は以下のようにコメントしています。
「経済的な見通しが明るいマレーシアでは、キャリアアップが仕事における重要な価値であり、若者たちは仕事で良いキャリアを積んで、良い人生を送りたいと熱望しています。当然、サラリーも重要なポイントです。雇用する側は様々な能力、仕事に対して、平等にバランス良くサラリーを考える必要があります。」

大卒の初任給は2013年には8%アップし、おおよそRM2,400(約¥76,000)から2,800(約¥89,000)でした。MBAなどの資格を持っている場合には、さらにRM200(約¥6,300)程度プラスになります。
人気の職種としては、販売、IT、金融、マーケティング、カスタマーサポートなどがあがっており、これは各企業が自社のブランド力強化のためにセールスに注力しており、また、運営コスト削減のために技術を向上させることを必要としているからだと言えるでしょう。

参考:myStarjob.com
http://mystarjob.com/articles/story.aspx?file=/2013/12/7/mystarjob_careerguide/13968782&sec=mystarjob_careerguide