インドネシア、最低賃金の決定方法を簡略化 投資誘致し雇用創出

インドネシアは最低賃金の決定方法を改定した。ダルミン・ナスチオン調整相(経済)によると、同国政府は2016年から最低賃金を決める際に前年の成長率とインフレ率の上昇幅のみを指標とした方法を導入する。同相は、新方式によって企業の事業計画立案を容易にし、投資誘致につなげて雇用創出を図るのが目的と説明した。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。同国の最低賃金はこれまで、地方ごとに算出する最低生活費をもとに決定していた。最低生活費の算出はベースとなる指標が60項目あるなど複雑なうえ、最低賃金決定の際には地方政府と労働組合の交渉内容も反映させるため、13年のジャカルタ特別州では一気に40%の引き上げになる