LinkedIn 中国語サービス開始に検閲の懸念(中国)

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LinkedInは、中国のユーザーにとってより使いやすくするために、中国語でのサービス開始を発表しました。同社はすでに中国内における英語でのサービスを開始しており、中国だけでもおよそ400万人のユーザーがいます。

LinkedIn Chinaはチャイナ・ブロードバンド・キャピタルとセコイア・キャピタル・チャイナとの合弁契約を結び、両者は現金500万ドルで同社の株式の7パーセントを取得しました。

同社CEOのJeff Weiner氏は、LinkedInは中国内で動作させるためのライセンスを申請しているものの、まだ承認には至っていないと述べています。
「成長著しい中国において我々がビジネスを拡大することは理にかなっています。ユーザーにとって価値あるサービスをできるだけ多く提供するためには、ローカルでサービスを提供する必要があります。2年間に渡り、我々は市場の動向を見ながらその方法を模索し続けてきました。」

LinkedInはすでに月間2億7千7百万人ものレギュラーユーザーを持っており、うち半数はモバイルでのアクセスです。いまやアメリカに次ぐ経済力を持つ中国は、プロフェッショナルな人材の世界的なネットワーク構築を目指す上で、はずすことのできない国なのです。

LinkedInのサービスを拡大するためには、中国政府との連携が欠かせません。一部のサーバーを中国に置き、コンテンツの検閲に同意する必要があります。
実際どのような状態になるかは明確ではありませんが、LinkedInのWeiner氏は中国政府と協力していくことを明言しています。
「LinkedInは検閲には反対でした。だからといって中国でのビジネスを手放すわけにはいきません。中国政府は我々のサービスの一部をダウンさせる可能性もありますが、我々は自分たちの文化や価値を根気よく維持していきます。」
またWeiner氏は自身のブログでこうも述べています。
「LinkedInは表現の自由を強くサポートし、基本的に政府の検閲には同意しません。しかしながら、同時に、中国にLinkedInが存在しないことは、中国の有能の人材を世界のプラットフォームから切り離し、彼らの能力や経済的な成長の可能性、夢や光を制限することを意味するのです。」

LinkedIn strongly supports freedom of expression and fundamentally disagrees with government censorship. At the same time, we also believe that LinkedIn’s absence in China would deny Chinese professionals a means to connect with others on our global platform, thereby limiting the ability of individual Chinese citizens to pursue and realize the economic opportunities, dreams and rights most important to them.

参考:RE/CODE
http://recode.net/2014/02/24/linkedin-launches-a-chinese-language-site-but-censorship-looms/