再雇用の年齢を65歳から67歳に引き上げ(シンガポール)

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シンガポール労働省、シンガポール全国労働組合会議、シンガポール国家雇用者連盟の三者は、再雇用の年齢を65歳から67歳に引き上げることで合意しました。
総理府のヘン・チー・ハウ氏が予算審議会の場で発表し、氏は「寿命そのものが延びている以上、雇用における年齢の上限はもはや意味をなさず、65歳に制限することはできない。」との見解を示しました。

With life expectancy continuing to rise, I firmly believe that the re-employment age ceiling need not and cannot stagnate at 65.

現在、シンガポールにおける法令上の定年は62歳ですが、雇用者は従業員に対して65歳までは再雇用の打診をすることが義務付けられています。

ヘン氏はこうも述べています。
「働ける限りはより長く働くべきであり、そのためには職場においても健康を維持するための環境を整えることを推進したい。これは雇用喪失を防ぐために重要である。」

またこの問題について、ラム・ピン・ミン博士は、「高齢者に対しても、その働きに応じた適正な報酬が支払われるべきである。彼らは社会においてまだまだ多くの活躍の場を持っており、政府はこれをサポートする必要がある。」とコメントしています。

予算審議会では、別の労働問題も取り上げられました。
高齢者の雇用の外に、低賃金労働者の保護もまた政府に求められる重要な課題です。
特に小規模な企業や商店に対して、さらなる政府の援助が必要だと見られています。

参考:asiaone BUSINESS
http://business.asiaone.com/news/re-employment-age-set-rise-67