2014年は給与アップの兆し(タイ)

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タイの労働者達は、2014年の給与アップに期待を寄せています。
世界的なコンサルティング会社であるタワーズワトソン社によれば、タイの生活費上昇に伴い、賃金も上がる見込みです。
最新の調査では、経済の安定、国内での人材募集、失業率などが、企業が給与を変更する主な要因であるとされています。なお調査は、1月~3月にかけて、自動車、金融、保険、製造、エレクトロニクス、IT及び化学の分野から93の企業を対象に実施されました。

タワーズワトソンタイ支社の代表は「ここ数年、給与はコンスタントに5.6~6%変化してきました。景気の下降は失業率を高め、これは給与の変動に直接的に影響しています。政情不安は企業の第一四半期の雇用を遅らせましたが、マーケティング戦略の再検討のきっかけとなりました。」と述べています。

今回の調査では、多くの企業は、予期せぬ政情不安や自然災害に対処するための戦略も策定し始めていることが判明しています。主な戦略としては、マーケティング、安全な職場環境、リモートワーキングがあげられており、従業員の削減をあげているのはわずか7%の企業に過ぎません。

大卒の初任給の平均額の最高値はエンジニアリングおよび研究開発職で、月18,000バーツです。研究開発職の給与は他の影響をあまり受けることがなく、特に輸出関連に携わる業種は給与アップが続きそうです。

いちばんの問題は、優秀な人材をいかに自社にとどまらせることができるかです。従業員にとって魅力ある企業であり続ける努力と工夫は企業の大きな課題になっています。
2013年、自主的に離職した人の割合は12.8%となり、この4年間で最大となりました。
「優秀な人材は限られています。企業はいま、人材確保の競争に打ち勝つための人事マネージメントの工夫が試されています。」とタワーズワトソンタイ支社の代表はコメントしています。

High-quality talent is limited. This has put a real challenge on companies’ talent management and affects their competitiveness.

参考:hrmASIA
http://www.hrmasia.com/news/latest-news/thai-salaries-expected-to-grow-in-2014/186044/