リストラと再雇用(シンガポール)

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人材開発省(MOM)の発表によれば、昨年解雇された労働者は11,560人となり、2012年をわずかに上回りました。
これは同省が「雇用における余剰人員と再雇用」の中で推測値として発表したもので、2012年、2013年ともに、1000人のうち5.8人は解雇された計算になります。

解雇の最大の理由は、業務効率のアップやビジネスの再構築のためのリストラです。これは解雇された労働者の40%に影響を与えたと見られており、前年の37%を上回りました。
コスト削減や組織の再編成もまた、重要な鍵となっています。

The top cause for redundancy was the restructuring of business procedures for enhanced work efficiency, affecting a significant 40% of the employees retrenched in 2013, an increase from 37% in 2012.

今回のレポートをまとめたプレスリリースによれば、専門職、管理職、役員および技術者はよりリストラにつながりやすいという興味深い結果が出ました。これらの職で解雇されたのは1000名中7.3名なのに対し、製造関連の職では5.7名、事務職、セールス・販売職では2.8名となりました。

にも関わらず、専門職、管理職、役員、技術者の失業率の割合は、他の職業に比べて低い傾向にあります。また解雇の総数も、4,940名と最大数ではありません。なぜならこれらの職業の人々はすぐに再雇用される割合が高いのです。これらの職業で2013年の第1四半期に解雇された人の66%は、12ヶ月以内に再就職しています。なお、12ヶ月以内に再就職した人の割合は2012年よりも少なくなっています。
しかしながら、全体としては、解雇から再雇用までの期間は短くなっており、6ヶ月以内に再就職した人の割合は、2013年3月には49%だったものが12月には59%となりました。

参考:hrmASIA
http://www.hrmasia.com/news/latest-news/retrenchment-and-unemployment-stayed-low-in-2013/186877/