公務員の給与引き上げはならず(フィリピン)

No-salary-hike-for-government-workers

政府予算不足のため、今年、公務員には昇給させないことをアキノ大統領は発表しました。
これは、この件について閣僚と話し合う前に、公務員達に対して率直に話したいとしてコメントしたものです。
160万人の官僚の報酬を上げることは巨額の資金の増加を伴うとした上で、公務員の報酬に関する適切なガイドラインとなるSalary Standard Law 3(給与標準化法3)の実施の準備が整ったとしました。

大統領は、財政赤字は国の信用格付けに影響を与える可能性が大いにあり、この状況で公務員の報酬を上げる手段が見いだせないとし、また、昇給プロジェクトなどのために資金を提供した可能性のある一部政府機関を非難し、また、来月、来年、さらにそれ以降も昇給を認めることはできないかもしれないとしました。
教育などの社会的なサービスの予算を犠牲にして公務員の報酬を上げた過去を否定し、借入金による昇給の持続は不可能としています。

一方で退職者の年金が増加しており、予算のバランスを見直すことは必至であるとしつつ、すべての問題を同時に解決することは難しいと述べました。

予算管理省は、「今年の国家予算には、公務員の昇給のための予算は含まれていません。公務員の昇給には莫大な費用が伴うにもかかわらず、きちんとした規定がありません。」と述べています。

なお、将来的には公務員の昇給を予測した上で予算編成をすべく、給与標準化法4を制定する提案がなされています。

There have been proposals to enact a Salary Standardization Law IV to allow government to project and determine future wage increases.

参考:HR IN ASIA
http://www.hrinasia.com/hr-news/no-salary-hike-for-government-workers/