オランダの「フレキシブル・ワーク」

オランダでは、「オランダの奇跡」といわれたポルダーモデル(オランダモデル)の成功が広く知られている。オランダの経済は80年代前半まで長い低迷期にあったが、1982年のワッセナー合意以降、10数年かけて、経済の活性化や失業率の改善などに成功した。日本でも「オランダに学べ」という社会現象につながり、男性・女性の働き方の見直しや、ワークシェアリングの導入を検討する企業も多くみられた。オランダの政策アプローチには、労働時間調整に関する権利、パートタイム労働者の差別的取り扱いの解消、家族の育児・介護のための休暇、そして仕事と介護の両立を支援し、高齢労働者が可能な限り仕事を続けられる環境を整える政策イニシアチブが含まれており、さまざまな施策がとられている。