金融業界でマレーシア人の需要高まる(マレーシア)

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外国系銀行、マレーシアの銀行共に、マレーシア人の会計・金融のプロフェッショナルを募集しています。

マレーシア人のプロモーションにフォーカスしている政府の動きにより、会計や金融に精通し、かつ多国籍な環境での経験を持つマレーシア人の需要が特に高まっています。

「これまで金融系サービスにおける上級職員のポジションは、外国人のグローバルなビジネス出身者が主でした。しかしながら、最近ではシェアードサービスセンター化が進むと共に、企業側がこれらのプロフェッショナルをマレーシア国内から募集する傾向が強くなってきました。」ヘイズ・マレーシアの代表は述べています。
シェアードサービスとは、グループ内の複数の組織で実施している、経理、人事、総務などの間接業務を、組織として独立したSSC(Shared Services Center)に集中させることにより、そのスケールメリットを活かし、サービスレベルの向上とコスト削減を図る仕組みです。
「しかし、シェアードサービスセンターに属する上級職の人々は、スキル不足を補うためにしばしば金融専門のセクションに戻ることがあります。また、これまでCFOの職は大半が外国人駐在員によって占められており、マレーシア人CFOの不足が目立ちます。」ヘイズ・マレーシア代表のミード氏は述べています。

ミード氏によれば、マレーシアのビジネスはより商業的になっており、生産性向上のために地元の人材が多く求められています。

According to Mead, Malaysian businesses are becoming more commercially orientated and are looking for local talent to improve productivity.

「マレーシアの典型的なファイナンス・マネージャーといえば、強いのは会計・金融の分野だけで、一般的なビジネスの経験や商業的な能力に欠けています。結果、これらの能力を備えた人材への需要が高まっているのです。また、グローバルな経験を持つ会計監査役も多く求められており、特にFMCGや軽工業の分野での需要が高まっています。」

マレーシア国内から会計と金融の人材を求める動きは銀行でも高まっています。
「銀行においては、デリバティブ商品、未公開株式投資、外国為替、債権などのエキスパートが特に求められています。また、アンチマネーロンダリングなどに対応するための法務のプロフェッショナルの需要も非常に高くなっています。銀行や保険会社ではファイナンス系のシステムの実装および移行を強化するための部門も立ち上げています。また、プロジェクト・マネージャーやビジネス・アナリストなどの需要もあります。」

参考:hrmASIA
http://www.hrmasia.com/news/latest-news/banks-focus-on-recruiting-local-talent/187318/