2022年に発表された「人的資本可視化指針」により、「人的資本経営」というワードを耳にする機会が増え、注目が高まっている。人的資本経営時代に求められる採用変革において、企業側もこれまで以上に企業の情報を多様な角度から正しく伝達するメディアや手段、そして採用ブランディングが求められる時代となってきた。
株式会社TalentXは2024年1月17日、人的資本経営促進に向けた採用ブランディングサービス「MyBrand(マイブランド)」をリリースした。
同社は「MyBrand」のほかに、タレント獲得プラットフォーム「Myシリーズ」として、リファラル採用サービス「MyRefer」、採用MAサービス「MyTalent」も展開している。いずれも採用マーケティングの変革、従来の採用手法から脱却し自社の魅力付け、入社後の活躍を見据えたサービスだ。企業の採用ブランディングをさらに加速させ、候補者を企業のファンにする仕組み作りをサポートする。
「MyBrand」は自社の魅力を引き出す独自のフレームワーク「WORCS」を用いて採用オウンドメディアを効率よく作成し、正しい自社の価値を届けるコンテンツ制作を可能にする。特別なノウハウがなくても最短30秒で理想の採用オウンドメディアが作成できるため、人事に負荷をかけずに採用戦略を成功に導ける。求人広告や人材紹介サービスに頼らず自社採用力を強化することで、低コストでの人材獲得が可能になり、採用戦略の実現にもつながる。
Z世代やミレニアル世代の社会進出に伴い、転職活動時には社内の雰囲気や環境、労働条件を重視する傾向がより強くなり、企業側のSNSやメディアの発信の必要性が増している。MyBrandを通して自社の魅力発信やブランディングを強化し、求職者に自社の情報を正しく伝えられれば、入社後活躍や早期離職防止にも効果が期待できそうだ。
【参考記事】人的資本経営促進に向けた新たな採用ブランディングサービス「MyBrand」1月17日に提供開始~人的資本経営時代のスタンダードは多角的かつ正確な企業情報の発信へ~