
LINEヤフー株式会社は、同社が提供するスポットワークアプリ「LINEスキマニ」にて、「WEB説明会求人」の募集を開始しました。求職者は同求人に応募することで、時給を貰いながらLINEスキマニの使い方やサービスそのものについての理解を深めることができます。

同説明会の最大の特徴は、求職者が実際のアプリ画面から求人に応募するフローがあることです。これにより「登録はしていたけど実際に応募したことはなかった」求職者が、説明会に参加するため一連の応募フローを体験。スポットワークを使い始める最初のステップを簡単に踏み出すことが出来ます。
では、実際の説明会ではどのような話がされているのでしょうか。8月5日に開催された第1回目の説明会に編集部が潜入してきたので、今回はその一部始終をお届けします!

オンラインで開催される説明会に参加すると、「チェックインを済ませてお待ちください」のスライドが投影されていました。実際にLINEスキマニで働く際も、店舗に到着したらまずはQRコードを読み込んで勤怠を登録するため、「応募⇒当日の勤怠登録」の流れを参加者は体験することができます。

説明会が始まり、アジェンダが提示されました。LINEスキマニの特徴から勤務当日の流れまで、求職者が知りたい内容が詰まった構成となっています。
筆者が特に注目したのは「おすすめ求人」が紹介されていた点です。LINEスキマニの特徴や使い方が分かっても、実際に応募して働き始めるのには不安がつきもの。特に多種多様な業界の様々な求人が掲載されているスポットワークでは、どのような求人がおすすめなのか分からない求職者も多いと思われます。

実際のおすすめ求人パートでは、「飲食系」と「軽作業系」の求人が紹介されていました。飲食系では「料理・ドリンクの配膳、簡単なオーダー受け」といった業務内容が明記されており、「まかない付き」といった求職者にとって嬉しいポイントも紹介されています。

口コミも紹介されており、これから初めてスポットワーク求人に応募する人でも実際の業務をイメージできるパートとなっていました。
筆者がスポットワークを初めて使った際は、
- 本当に未経験で大丈夫なの?
- 経験したことのない業界だと右も左も分からない
といった不安がありました。しかし、このようにスポットワーク事業者側からおすすめの求人を教えてもらえれば、参加者が説明会終了後に安心して応募へと踏み出すことができると感じました。

説明会が終了し、開始時と同様、実際の勤務の流れに沿って勤怠を登録するパートになりました。ここでの注目ポイントは、説明会中3回に分けて発表されたキーワードを勤怠修正時のメッセージ欄に入力する必要があることです。
LINEスキマニの使い方を1時間オンラインで聞くだけで1500円支給されるのは魅力的ですが、あまり説明を聞かないまま働き始める参加者がいないとも言い切れません。
キーワードを把握するため参加者が主体的に話を聞き、スポットワークという働き方や勤務当日の注意点について理解度を高めれば勤務時のミスマッチを減らすことができます。求職者にとってだけでなく、採用する事業者側にとっても有意義な仕組み作りがなされていました。

説明会求人は筆者が確認した時点ですべての日程がキャンセル待ちの状態に。担当者によれば説明会求人は今後も随時開催していくとのことなので、LINEスキマニのこのような取り組みで働き始めるハードルが下がれば、今後スポットワーク市場はますます拡大していくかもしれません。
LINEスキマニアプリの細かい特徴や魅力については、筆者が実際に働いてみた際のレポートで是非ご確認ください!
