株式会社体験入社(神奈川県)は、体験入社や入社後のマッチングをはかることのできる新カテゴリーのサービス『ワークサンプルテスト』の提供を開始しました。 |
『ワークサンプルテスト』とは
同社が提供している体験入社・職場体験ができる転職サイト「体験入社」、入社後のマッチングを第一に考えた転職エージェントサービス「体験エージェント」にて提供を開始した新カテゴリーのサービスで、採用選考を受けている求職者に、採用された場合の職務に似た仕事を体験してもらうというものです。
ワークサンプルテストは「半日~1日体験入社」「リモート体験入社」「面接後の課題実施」などを通じて取得し、面接に合格した求職者を対象に行うパターンが多いです。
企業側は面接を通じて求職者のスキルを把握することは困難ですが、体験入社や面接後の課題を通じてワークサンプルを取得すれば、求職者の実際のスキルを高確率で把握することが可能です。
また、求職者側は採用された場合の職務に似た仕事を体験することで、入社後のギャップを減らし、採用のミスマッチを防ぐことができます。
ワークサンプルテストの重要性
現在新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する中、有効求人倍率は1.45倍と2年11か月ぶりの低水準となりました。
そして企業はスキルを保有した「経験者採用」を重視する傾向が強くなっており、この状況はしばらく継続すると考えられています。
経験者採用において重要となるのは「選考課程におけるスキルの確認」「入社後の定着率・エンゲージメントの向上」です。これらはワークサンプルテストを通じて実際のスキルの把握、入社後のギャップを減らすことで定着率やエンゲージメントの向上を実現することができます。
今後の採用は、労働生産性を高めるためにも日本企業独自の「メンバーシップ型採用」から、欧米諸国で用いられているスキルを基準にした「ジョブ型採用」が主流になる可能性が非常に高く、経験者採用の成功が企業成長に大きく影響を及ぼすと考えられます。
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企業側としても求職者側としても、ワークサンプルテストを取り入れた採用活動は効率の良いものとなるのではないでしょうか。