近年、価値観や働き方が多様化し、個々人の意志がより求められるようになった。しかし自身の明確な理想像を描けず漠然とした不安が増え、リーダー職においては約6割が「ビジョンの言語化」や「自身のキャリアプラン」「悩みや課題の相談相手」に不安を持っている。
株式会社Boulderは同社の運営するエンプロイーサクセスプラットフォーム「Well(ウェル)」において、株式会社ウゴクの提供するコーチングサービス「mento(メント)」と業務連携を実施した。コーチングを届けることで自身の理想像や目標を見出だし、達成に向けて継続的かつ自律的に取り組むことを可能にする。
カスタマーサクセスと同様に従業員の成功を事業の成功と考え、自社の収益と従業員の幸福度(ウェルビーイング)を両立させる概念。
「Well」の特徴は以下の通り。
・組織や従業員のコンディションを客観的にリアルタイムで把握
コミュニケーションツールのデータと独自AIサーベイで従業員の「ポジティブさ」「エンゲージメント」「ストレス解消度」を含む6項目をリアルタイムで可視化し、いつでもどこでも従業員のモチベーション・体験を把握できる。
・課題解決へのソリューションとアドバイスをオートメーション提案
状態の可視化に止まらず、組織や従業員に応じた改善アクションをサポートする。課題の深刻度に合わせてコーチングを含むソリューションを提供し、従業員のウェルビーイングを達成するネクストアクションのきっかけをもたらす。
・アクション後の状態を追跡し、継続的な改善サイクルの実現
アクション後の改善状況をトラッキングすることで、従業員や組織に即したナレッジやノウハウを得られ、最適化された改善サイクルの実現に繋げられる。
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今後の展開について、株式会社ウゴク代表取締役木村氏は「オールインワン型のエンプロイーサクセスプラットフォームとして、心身の健康課題や業務の課題にアプローチできるソリューションの拡充を本格的に進めていきます。外部サービスとの連携を通じて、従業員や組織のウェルビーイングをより実現する開発及び運営を進めてまいります」とコメントしている。
【参考URL】エンプロイーサクセスプラットフォーム「Well」とコーチングサービス「mento」が業務提携。働く従業員の意志とオーナーシップを引き出し、ワークウェルビーイングを実現