現在、新型コロナウイルスの影響で全産業の有効求人倍率は1.04まで落ち込んだが、介護業界では3.87と依然として人材不足が続いている。さらに、平成29年度の全国の要介護(支援)認定者数が約633万人であるのに対し介護職員の数は約195万人である。顕在化した人材不足によりアルバイトやパートを含めた労働力の補填が必須である。しかし、勤続3年未満での離職が6割を超え逼迫した状況だ。
USEN-NEXT GROUPの株式会社 USEN WORKINGは2021年4月12日、人材不足に悩む介護業界の課題解決のために介護領域特化型ワークシェアリングサービス『Ucare』の提供を開始した。介護施設と介護有資格・経験者をマッチングさせることで、コロナ禍の今も深刻な人材不足に悩む介護業界の課題解決を目指す。
『Ucare』は、人材不足に悩む介護領域に特化したワークシェアリングサービスである。介護施設が人材不足で困っているシフトの穴埋めを行い、求職者との関係性を高めて常勤化をサポートしていくことにより、双方にミスマッチのない雇用を実現させていく。
サービスの概要は以下の通り。
・介護施設に欠員が出た際、いつでも空いたシフトに介護有資格・経験者をマッチングさせ、補填することが可能。
・『Ucare』を利用することで、通常の派遣サービスの7割程度で雇用が可能になり、人件費の削減に。
関東(首都圏1都3県から開始)
※今後は全国にも展開予定
介護有資格者、職務経験者(約90%/うち、約30%が看護師・准看護師資格所持者)
※2020年12月より先行登録を開始。
問い合わせは コチラ
介護業界の人材不足は解消に向かいそうだ。
【参考URL】USEN-NEXT GROUPのUSEN WORKING、介護領域特化型ワークシェアリングサービス『Ucare(ユーケア)』を提供開始― IT×ワークシェアリングで深刻な人材不足の課題解決に貢献 ―