人材獲得競争の激化に伴い、短期的な欠員補充だけでなく、将来の採用も見据えたタレントプールの構築が重要となりつつある。一方、社内に蓄積された膨大な候補者データと多数の求人とのマッチングは採用担当者の大きな負担となり、機会損失が発生する課題があった。
このような背景から株式会社TalentXは、同社が提供する採用MAツール「MyTalent」にAI求人マッチング機能を追加した。MyTalentは、求職者・潜在候補者のタレントプール構築から、アプローチの半自動化や採用活動の仕組み化まで一貫支援する採用MA（マーケティングオートメーション）ツールだ。
同サービスでは、従来のHOTフラグ機能により「今、アプローチすべき候補者」がAIで提示されていた。今回追加された「AI求人マッチング」は、Myシリーズで作成した求人とMyTalent上の候補者をAIが自動照合し、マッチする人材の可視化と「誰に・いつ・どの求人を届けるか」の提案まで行う。
加えて、同機能では「マッチング・エビデンス」によって採用担当者がマッチングの背景にある理由を確認することができる。また、「ツーウェイ・マッチング」によって求人軸と候補者軸の両軸で検討できるため、一度見送った候補者にマッチする他求人がないか再検討することも可能だ。
同社代表取締役の鈴木氏は「当社は、本機能に留まることなく、採用マーケティングとAI・自動化の力を融合させ、日本の採用を本質から変革するプラットフォーム発展への挑戦を加速してまいります」とコメントしている。
採用活動が求人ごとの都度対応から、候補者との関係を中長期的に構築するものへと変わりつつありますね。AIの活用で採用マーケティングの推進を加速させている同社の取り組みに今後も注目です！
採用マーケティングについて詳しく知りたい方はコチラ
