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Indeed Japan株式会社、Indeed PLUSに「自動アプローチ機能」を追加

企業の採用活動において、条件に合う候補者からの応募不足が深刻化している。Indeed Japan株式会社が実施した調査では、採用担当者の8割以上が「自社の求人に合う候補者からの応募が少ない」と回答する一方、求職者の6割以上が「自分に合う求人を探すのに時間がかかる」と感じており、企業と求職者双方にマッチングの課題が存在することが明らかとなった。

Indeed Japan株式会社は2025年9月8日、求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS」に新機能「自動アプローチ機能」を追加したと発表した。

本機能は、企業が設定した条件に基づき、AIが条件に合致する可能性のある求職者へ求人への応募を促すアプローチを自動送付するサービスである。企業は求職者からの応募を「待つ」のではなく、積極的に「アプローチする」採用活動が可能となる。

同機能の特長として、設定条件に合致する求職者への自動アプローチ、追加費用なしでの利用開始、正社員からアルバイト・パートまで多様な雇用形態への対応が挙げられる。さらに「Indeed」「リクナビNEXT」「タウンワーク」の3つの求人サイト利用者に対して、まとめてアプローチできる仕組みも整備している。

これらを利用する企業側のメリットとして、複数経路での求人露出による応募数増加、スキルや経験等の条件設定による効率的な人材絞り込み、応募待機期間の短縮による採用スピード向上が期待される。

求職者にとっても、自身のプロフィールに合致した求人案内が企業から直接届くことで、新しい仕事との出会いの機会が拡大し、求職活動の時間短縮が実現できる。

同社は「『自動アプローチ機能』の提供を通じて、『Indeed PLUS』を進化させることで、求職者の皆様が自分に合った仕事をより簡単に見つけられるようサポートするとともに、企業の採用活動もより効果的に進められるようご支援を強化して参ります」とコメントしている。

登場当初、人材業界に衝撃を与えたIndeed PLUSですが、自動アプローチ機能で更に求職者へリーチしやすくなったようです。AIを活用したマッチングでのアプローチにより今後の人材採用市場の効率化と最適化が促進されていきそうですね!

【参考URL】Indeed PLUSに新しく「自動アプローチ機能」を追加