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パーソルホールディングス株式会社、フランスのAIドリブン人材派遣プラットフォーム「Gojob SAS」を子会社化

パーソルホールディングス株式会社は2025年10月1日、AIドリブンの人材派遣プラットフォーム事業を展開するGojob SASを子会社化することを発表した。

出典:パーソルホールディングス株式会社

Gojob SASは2015年にフランスで設立され、AIドリブンの人材派遣プラットフォーム「Gojob」を運営している。同サービスは、AIが膨大な個人データから多面的な適性を瞬時に見極め、自動で最適な人材をマッチングする。従来型派遣ではマッチングに1~2日掛かっていたが、24分まで短縮することが可能となっている。

パーソルホールディングスは現在推進中の「グループ中期経営計画2026」において、「テクノロジードリブンの人材サービス企業」への進化を経営方針として掲げている。今回の子会社化により、Gojob SASの核となるAIマッチング・適性推定・需要予測モデルなどのテクノロジーを活用し、既存事業のオペレーションを補強して収益性向上を目指していく。2025年10月1日現在、発行済み株式85%を取得しており、2029年3月期までに追加取得を行い、100%子会社化する予定だ。

同社の執行役員CSO・峯尾太郎氏は「AI技術の進展に伴い、従来型のビジネスモデルにも変化が求められる中、国内のコア事業の着実な成長に加えて、国内外でのテクノロジーを活用したビジネスへの継続的な投資が重要となっています」とコメントしている。

パーソルがAIを積極的に活用していく姿勢はIR DAY 2025でも大きく取り上げられていました。Gojob SASの統合により、パーソルが目指す「テクノロジードリブンの人材サービス企業」へ更に近づくのではないでしょうか?

【参考URL】パーソル、AIドリブン人材派遣プラットフォームを展開するGojob SAS株式取得