ディップ株式会社、「バイトルPRO」リリース1年で求人件数は50万件を突破

医療・介護・保育といった専門職の有効求人倍率は、コロナ禍以前から高い水準で推移しており、慢性的な人手不足が課題となっている。例えば介護業界においては、少子高齢化の影響から利用者数が増加している一方で、専門的なスキルを要する人材が不足しているなどの背景がある。

ディップ株式会社は2022年5月19日、専門職の総合求人サイト「バイトル PRO」のリリースから1周年を迎えた。

「バイトル PRO」は資格を保有する方や新たに活躍を目指す方と企業をつなぐ専門職の総合求人サイトである。279におよぶ細分化された職種での検索や職場の雰囲気を紹介する動画サービスなど、求職者の属性やニーズに応じた仕事選びをサポートしている。

同サービスではリリース開始から求人件数が順調に伸びており、現時点で50万件を超えている。それと同時に、採用者数も増加している。採用者の内訳としては未経験者も30%含まれており、またその未経験者のうち36%は20代である。取り扱う専門職の中でも、医療や介護の採用者数が多く、構造的な労働力不足の課題解決につながる就業機会増加の役割を果たしてきた。

また同社は、事業者へ向けたウェビナーにおいて社労士が国としての賃上げ施策を説明するなど、専門職の待遇改善に向けた取り組みも行っている。

今後について同社は「『バイトルPRO』を通じて、専門職領域で働く人が付加価値の高い仕事で活躍できる社会の実現に取り組んでまいります」とコメントしている。

【参考記事】「バイトルPRO」1年で求人件数は50万件超、医療・介護等領域でNo.1に