労働人口の減少により採用が難化する昨今、貴重な応募を適切に採用に繋げる「採用力」が人材獲得のカギとなっている。採用力を上げ、歩留まりや内定辞退を防ぐためには、面接を含む選考プロセスにおいて候補者を適切に惹きつける必要がある。しかし、特に面接において採用担当者が候補者を適切に惹きつけられているかの判断は難しく、ブラックボックス化しがちだ。
株式会社ZENKIGENは2023年7月18日、面接品質改善サービス「harutaka BI」を提供開始した。
harutaka BIは、面接動画のAI解析により採用担当者の面接スキルを定量化する採用DXサービスである。400万件以上の動画データをもとに、AIが「言語」「非言語」「時間」の3つの観点からコミュニケーションを解析し、面接官のスキルを評価する。これにより隠れた面接課題を可視化し、データドリブンな採用施策の改善を実現する。
また、同社のデータサイエンティストによるデータ解析支援も提供する。例えば面接官を「リード型」「相づち型」などのタイプ別に分類し、属性によって応募者との適切なマッチングを図るなど、より高度な分析と改善策の立案が可能だ。
同社は今後について「面接担当者のタイプ分類を始めとする手法開発をさらに進化させ、一人ひとりに合わせた面接品質向上の仕組み構築を目指します」とコメントしている。
【参考URL】ZENKIGEN、採用DXサービス「harutaka」にて、面接動画のAI解析によりデータドリブンな採用施策改善を実現する面接品質改善サービス『harutaka BI』を正式提供開始