2023年3月、OpenAI社は外部サービスとChatGPTを連携させて活用できるChatGPTのプラグイン機能を公開した。リリースから4か月、すでに人材業界でも多くのサービスがChatGPTの活用を進め、検索効率の向上など機能拡充を図っている。
ウォンテッドリー株式会社は2023年7月24日、同社が運営するビジネスSNS「Wantedly」においてChatGPTプラグインの提供を開始した。
同プラグインを活用すると、ChatGPT上で簡単に、Wantedlyに掲載されている求人の中から興味関心に合った案件を探せるようになる。ユーザーが対話形式で希望職種や勤務地、興味関心などを入力すると、おすすめの募集が一覧表示される。その中から応募したい求人が見つかった場合は、Wantedly上の募集ページに移動して詳細を確認できる。これにより効率的に希望の求人を見つけられるようになる。
またChatGPTとの会話を通して思考整理と自己分析ができ、キャリアの選択肢を広げるきっかけになるほか、今までキーワード検索だけでは発見できなかった企業と出会える可能性が高まる。
同社は今後について「引き続きプラグインの機能改善を図るなどしながら、一人ひとりに合った会社との出会いをサポートし、『究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす』というミッションの実現を加速していきます」とコメントしている。
【参考URL】ウォンテッドリー、ChatGPTプラグインの提供を開始