企業における研修制度は、人材の育成や会社の持続的な成長のためにはもちろん、社員の定着のためにも重要である。エン・ジャパン株式会社が行った「『退職のきっかけ』実態調査」では、退職を考えたことのある2・30代の28%が「自分の成長が止まった・成長感がない」と感じたのがきっかけで退職を考え始めたと回答している。
株式会社インタープレジデントは2023年8月11日、次世代の経営リーダーを育成する「経営リーダーBootCamp」、若手社員のビジネス基礎力を磨く「若手ビジネスBootCamp」をリリースした。
「経営リーダーBootCamp」は、20代後半〜30代の社員を対象に「次世代の経営リーダー」を育成する研修サービスだ。同サービスを通し、若手社員は経営改革・新規事業・DX・AI活用など、次世代の経営リーダーになるために必要なスキルを学べる。
一方「若手ビジネスBootCamp」は主に入社1〜5年目の社員を対象に「ビジネス基礎力」を鍛えるプログラムだ。マーケティング・セールス・マネジメント・課題解決などを高めるトレーニングを通じて、新入社員・若手社員の成長・活躍を支援する。
どちらも「自社が実際に直面する課題の解決」や「リアルなプロジェクト」などを通し実践的に学べるプログラムとなっている。
スキルアップのための転職が一般的になってきている現代では、魅力的な研修・教育制度の整備が企業の人材獲得や定着のカギとなるだろう。またDXや人的資本経営の推進などを背景に社員の教育が人事課題になっているため、研修代行サービスは需要が高いと言えそうだ。
【参考URL】次世代の経営リーダーを育成する「経営リーダーBootCamp」、若手社員のビジネス基礎力を磨く「若手ビジネスBootCamp」をリリース！
