採用活動において、あらゆる方法で求職者を知る・見極めることは重要である。中でも、「AI時代に備えておくべき重要な能力」として注目されるのが「創造力」や「共感力」といった人間のクリエイティブな能力だ。総務省が行った「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」においても、AI時代に求められる能力として84%の有識者が「企画発想力や創造性」、76%が「コミュニーション能力やコーチングなどの対人関係能力」を挙げている。しかし、クリエイティブな能力を数値化するのはこれまで難しいとされてきた。
Thinkings株式会社は、採用管理システム「sonar ATS」において、VISITS Technologies株式会社が運営する「デザイン思考テスト」とAPI連携を開始した。
「デザイン思考テスト」はイノベーションを生むために必要とされるデザイン思考プロセスを測定するテストである。共感・問題定義・アイデア創造・プロトタイプ・テストの5つの観点から採用候補者の創造力や共感力を測定できる。
今回のAPI連携により「デザイン思考テスト」からの候補者情報と受検結果を「sonar ATS」上でリアルタイムに確認・管理できるようになる。また候補者は、受検案内を応募企業の「sonar ATS」から受信でき、マイページ上から簡単に受検が可能だ。
採用担当者は、日々様々なHRツールを活用している。採用管理システム上で候補者情報などを一元管理することで、工数削減になるほか、採用関連のデータが一か所にまとまることでデータ活用もしやすくなるだろう。
【参考URL】Thinkingsの「採用管理システムsonar ATS」が、 AI時代に重要な【創造力】【共感力】を数値化する「デザイン思考テスト」とAPI連携を開始