株式会社カケハシ スカイソリューションズ、採用活動特化のメタバース空間レンタルサービスを開始

インターネット上に構築された仮想空間「メタバース」を使った新卒採用が広がりを見せている。株式会社ネオキャリアが今夏に開催したメタバース空間での合同説明会では、約750社がブースを構え、全国各地から就活生が参加した。中京テレビ株式会社が行った説明会にも定員の倍である約400名が応募。採用におけるメタバース活用は企業・学生双方で注目を集めている。

株式会社カケハシ スカイソリューションズは、新卒採用の説明会などに利用できる「メタバース空間」のレンタルサービスを提供開始した。

同サービスはバーチャル空間の技術開発を得意とするクラスター株式会社が提供するメタバース空間に、同社が提供する学生向けの謎解きゲームやグループワークのノウハウを組み込んだ新しい空間レンタルサービス。メタバースプラットフォーム「cluster」の開発・運営を行うクラスター社と共同開発した。

メタバース空間は、インターンシップ、説明会、選考、内定式などあらゆるシーンで利用できる。さらに会場に仕掛けられた謎解きゲームを通じたグループワークも可能だ。場所の制約無くイベント開催ができるほか、身体性を伴った体験により知識の定着率が高くなり、企業理解が促進されるメリットもあるという。

オンライン説明会などは、場所に縛られずに参加者を集められるメリットがある一方、対面と比べコミュニケーションが取りにくいという課題があった。没入感が高く、より対面に近いコミュニケーションが可能なメタバースは有効な解決策となるだろう。

【参考URL】【業界初】謎解きゲームやグループワークのできるメタバース空間(仮想空間)のレンタルサービスを開始。新卒採用のインターンシップや説明会会場に利用可能!