BPOテクノロジー株式会社は、総額5億円の資金調達を実施した。未来創生3号投資事業有限責任組合、日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合など6組合を引受先とする第三者割当増資によるものである。
同社はバックオフィス作業をオンラインで代行するアシスタントサービス「フジ子さん®」を運営している。調達した資金は、同サービスの利用者数を拡大するためのマーケティング活動や、サービスを支えるアシスタント人材の採用、サービスの自動化に向けたシステム開発に投資する。
今回投資を実行した日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合は、財務的リターンと社会的リターンの両立を目指す「インパクト投資家」として参画した。同社は同組合と共に、企業の人手不足の解消やDXの推進、就業機会に制約がある人が活躍する場の創出など、社会課題解決に向けて取り組みを進めていく。
同社は今後について「インパクトロジックを経営サイクルに組み込み、事業成長に加えて社会的インパクトも追求していきます」とコメントしている。