近年、求職者は求人広告以外にも企業が発信するSNSや動画コンテンツを参考にして就職活動を行う機会が増えてきた。
株式会社ネオキャリアと株式会社ブレインバースは2024年3月1日、メタバース（仮想空間）を用いた新サービス「メタバースオフィス」を提供開始した。
「メタバースオフィス」は、企業のエントランスや執務室、会議室など現実の社内をリアルに再現し実際に企業を訪問したような体験ができるサービスだ。求職者はパソコンやスマートフォンなど各自のデバイスを使用してブラウザから参加し、メタバースで自由にオフィスを見学しながら企業情報やコンテンツの閲覧をすることが可能である。同サービスで求職者に企業情報や社内の雰囲気を知ってもらうことで、企業と求職者双方の「採用のミスマッチ」を防ぐ。
また、地方に拠点を置く企業が「メタバースオフィス」を利用すれば、コストを抑えながら幅広い求職者に出会うことができるほか、採用活動における他社との差別化を図れる。
同サービスは今後、求職者が企業理解をより深めるための有効な手段となりそうだ。
【参考URL】採用活動に特化した「メタバースオフィス」の提供開始 企業と求職者の“採用ミスマッチ”防止が目的
