近年、新しい働き方であるスポットワークが浸透し、スキマバイト市場の勢いが増している。株式会社メルカリでは2024年3月6日に空き時間おしごとサービス「メルカリ ハロ」の提供を開始し、登録者数は1ヶ月で250万人を突破した。
こうした流れを受けて、同社は2024年4月16日に「メルカリ ハロ」の全国展開を開始した。全国チェーン店のほかに、ローカル企業を含む5万以上の店舗で勤務ができるよう続々求人を公開する。
同社は今回の全国展開にあわせて、パートナー拡充加速のために大阪拠点を新たに設立した。今後はより地域に根ざしたローカル店舗や中小事業者との連携も深めていく方針だ。
同サービスが深刻化している地方の人手不足の問題を解消するための役割を担い、問題の解決に貢献していく。
今後について同社は「メルカリは今後も『メルカリ ハロ』を通じて、『働く』をより気軽なものにすることで、それぞれの好きなことや、やりたいことの実現の後押しをしてまいります」とコメントしている。
近年スポットワーカーが急増している中、同社のサービス拡大が地方や観光地の人手不足解消にどのような影響を与えていくか注目したい。