2024年4月より、ドライバーの時間外労働が年間で960時間に規制された。その影響でドライバーの確保が難しくなり、物資や商品を運びづらくなる「物流の2024年問題」が話題となっている。
この流れを受け、キャムコムグループの株式会社ロジテックは2024年6月1日、ドライバーの人材派遣・紹介予定派遣・人材紹介を行うサービス「ドライバーピット」をリリースした。
同サービスは同社の物流総合マッチングプラットフォーム「ロジパレ」や、のべ30万人の派遣人材データベースを有する株式会社バイトレと連携している。初心者からベテラン、副業で働く人まで幅広い人材を顧客の要望に合わせて紹介・派遣することが可能だ。
また、同社の教育パッケージ「ロジカレ」と組み合わせることで、企業の業務に合わせて新任ドライバーを育成することもできる。キャムコムグループで蓄積されたノウハウを活かし、募集人材の要件定義ら採用コンテンツの作成まで一気通貫で支援する物流人材採用コンサルティングも提供される。
同社は、「新任ドライバーの育成や、ドライバー採用のコンサルティングも行うことで、今後ますますのドライバー人口不足が危ぶまれる物流の2024年問題を解決する一助になることを目指します」とコメントしている。
法整備や高齢化などの影響によって、様々な業界で人手不足が深刻化しています。正社員、派遣から副業まで幅広い採用を行ったり、社員の育成・定着に注力したりするなどの対応がますます求められそうです。
【参考URL】【物流の2024年問題】人材不足の解決を支援!ドライバー紹介・派遣サービス「ドライバーピット」をローンチ|ロジテック(キャムコムグループ)